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zoom RSS 生きる目的、生きる意味、生きる価値について

<<   作成日時 : 2006/01/12 18:46   >>

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  多分わたしたちの人生の価値は、わたしたちがどれだけ人間の本質を生きたかによって決まるのだと思われます。

  わたしたちは言葉を使って物を考える潜在能力を持ってこの世に生を受けます。そして、この持って生まれた特別な能力によって、他の生き物であれば考えないような、生きる目的や意味や価値について考えます。そのような問いかけをするようになるきっかけは一人ひとり違うことでしょう。ある人は愛する人や身近な人の死、あるいは自分自身の身の危険や死に至る病などに直面した時に、また、それまで生きる目的としてきたことや夢などが果たせなくなったり破れてしまった時などに落胆と絶望の余り『 自分は一体何のために生きているのだろう 』などと考えたりします。もちろん、このような問題に深く悩まされることなく人生を終えていく人も多くいることでしょう。しかし、いったんこのような問いに捉われてしまうとわたしたちはなかなかその思考の枠から抜けられなくなります。それなりにその問いに対する答えらしきものを見つけ出すまでは、いつも頭の中のどこかにこの問いがまといついていて離れようとしないのです。
  わたしの場合には、若い頃から好奇心の赴くままに詩や小説や哲学書や宗教書などを手当たり次第に読んでいくうちに、いつしか、人間はみないつか必ず死ななければならないんだという事実にはっきりと気付かされていったように思います。そして、いったんその事実に気が付くと、人生には究極的には意味も価値も目的もないように思われてきました。人生において何かを成し遂げたとしても、人はみな死んでしまうのですから、それらはみんな結局虚しくなってしまう、と思うようになっていったのです。いわゆるニヒリズムに落ち込んでしまったのでした。
  ニヒリズムに捉われたわたしは、いつしか人生のすべてを客観的に、しかもそれを人生の終局的な視点( 死後の世界 )から眺めていたのでした。わたしの意識は意識 ( 抽象 ) 化された現実と向き合い、そんな、暖かい血と魂を抜き去られたような抽象的な人生に対して虚しさを覚えていたのでした。それは、意識化され抽象化された、そしてまた、人生の結果に捉われすぎた物の見方でした。自分の人生のプロセス( 現実的社会生活 )があまり充実したものでなかったりした場合などに、そのプロセスとしての人生から遊離し始め、時間的に限界のある人生の中途半端な結果を先読みして、その虚しく終わらざるを得ない( と思われる )結果に絶望してしまったのでした。
  ニヒリズムは、この世のすべてを客観的な意識に写し取って、その写し取った虚像に対して過剰に反応してしまうのです。わたしたちは誰も、単なる人生の虚像に真の意味と価値を見出すものはありません。客観的な意識によって写し取られる前の、変化し続ける現実世界そのもののプロセスの中にのみ全一的な真実はあるのですから。そして、その真実世界は、単なる意識や言葉の世界を遥かに超えた、永遠・無限・神秘の生きた世界なのです。わたしたちの意識( 言葉 )は金輪際、この真実世界を捉えつくすことはできません。ということは、つまり、言葉に過ぎない人生の目的や意味や価値も、金輪際、捉えつくすことも語りつくすこともできないのです。結局、わたしたちの人生は、生きる目的も意味も価値も遥かに超えた何ものかなのです。すなわち、絶対的な真実( 永遠のいのち )そのものの、この限りある自分のいのちを通して刻々と変化し続けるプロセスに他ならないのです。
  このような、絶対的な真実そのもののプロセスを生きることがわたしたちのいのちの本質であるとするなら、その本質そのものを自覚的に生きることが、人生の目的や意味や価値を遥かに超えるほどにも価値のある絶対的な生き方だと思うのです。
  わたしたちは単なる言葉を超えて ( 言葉に捉われることなく ) 、この絶対的ないのちの本質を生きていけばそれでいいのだと思います。そして、そのためには、矛盾するようですが、常にいのちの本質について考え続けていなければなりません。結局、わたしたち人間は考えることを止めては生きていけないのです。ただ、虚しく考えるのではなく、生の真実、あるいは人生の本質について正しく( 全一的に )考え続けながら、生きていかなければならないと思うのです。そして、多分わたしたちはこの命の尽きるまで、今ここに生かされていることに無限の感謝を捧げつつ、同時に、現実のさまざまな存在の痛みに耐えながら本質的な祈りを祈り続けていかなければならないのです。

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