真の民主主義

  わたしも民主主義を信奉する者の一人です。基本的人権、自由権、平等権、法治国家に関しては大いに賛成する者なのですが、唯一つ、多数決原理については少しばかり疑念を抱いています。というのも、多数決が本質的で普遍的な正義を反映することなくその時代の大衆の刹那的欲望を反映してしまうようなときに見過ごしがたい弊害をもたらすからです。あるいはまた、それが現実社会で利己的な欲望の追求を事とする反本質的な勢力の多数派工作による、いわゆる多数決の暴力として働くときに多くの問題を引き起こす素となってしまうからです。わたしは、あくまでもこの世の本質を中心に据えた十分な話し合いによって住民の意見の統合を図った上で法を制定し、その法に基づいて政策が決定、施行されることがいいのではないかと思っています。そのためにも行政単位は適正な規模である必要があります。
  さて、本質とはもっとも根源的で普遍的なものであり、わたしたちの生活にとってもっとも大切なものであるといえると思います。そして、わたしたちの地域社会や国家の政治や経済活動がその本質から逸脱するとき必然的に多くの災いがわたしたちを見舞うことになります。そのようなことは極力避けなければならないのですが、現代資本主義という、政治をも深く巻き込んだこの反本質的な経済システムは、その大切な本質を無視するような形で、わたしたちの時代を我が物顔でのし歩いています。そしてしばしば直接人々の生命に関わるような基本的人権すら踏みにじり、社会に信じがたいような格差や不平等を生み出しながら、欲望の自由追求に時を忘れ酔い痴れているのです。わたしは、このような真の民主主義を裏切り続けるような現代の社会制度を一日も早く乗り越えて、もっとこの世の本質的な法に基づいた、また住民みんなで絶対的平等と本質的自由を謳歌できるような真の民主主義社会をこの地に実現していきたいと願っています。

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