No.994 本質的世界観によって日本を、そして、世界を変えていこう!
さて、今や数多の問題を抱えるに至った現代資本主義世界の中で、いつまでも主体性なく翻弄され続ける日本社会の本質的かつ根本的な見直しを図ろうとする本質主義者は、そろそろ全一統合的な視座から、情に流されやすい、曖昧模糊とした、余りに日本的で保守的な『 なあなあ社会 』から脱皮して、本質的な知恵に満ち溢れる全一調和的な真の理想社会を築いていきたいと考えるのです。
その時、基本となる考えは、どこまでもこの世の本質そのものを生かし合う地球社会を創るというものです。そして、それは、あらゆる形の生命あるもの、また、一人一人の住民、一つ一つの物、多様な形態のエネルギー、これまで積み上げられてきた多くの知識やテクノロジーや知恵など、この世に存在しているあらゆるものや、わたしたち人間が生み出してきたあらゆるものの中に内在している本質的な機能を全一統合的に生かし合って、真に持続可能で、真に公正な、理想の地域社会や国や地球社会を築いていくというものであり、また、この自然系と生命系と人間とによって織り成されている地球世界全体のもっとも本質的な関係のあり方を、できるだけ既成観念に縛られることなく徹底的に追求し、その究極的な、完全バランス状態における有機的な統合世界を、その一から創造的に再構築していくというものなのです。
さて、このような考えに基づいて、本質主義者は今、変化を極端に嫌う保守的に過ぎるこの国においても、これまでの常識に囚われることなく、まったく新しい本質的な眼でもって、まずは地域社会に焦点を合わせ、その衣、医、食、職、住や、教育、文化、レクリエーションなど、社会に関わるあらゆる物事を統合的一体的に捉え直して、地域社会全体を一から有機的に織り上げていく、すなわち、地域社会の一切を総合的かつ統合的に再構築していき、それぞれの地域社会を、環境汚染もなく、社会的な矛盾や対立もない、そしてまた、それぞれの自然風土に良くとけ合った最高の知恵統合社会へと甦らせていこうとするのです。
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