No.1137 本質主義者の世界観・人間観
本質主義者の世界観は、まず、この世の根源的な本質である完全エネルギーの充満した本質界がこの世に遍満しており、その中に今わたしたちがいる小さな泡のような現象宇宙が在り、その宇宙の中の無数の銀河の中に銀河系が在り、その銀河系の片隅に太陽系が在り、地球が在り、その地球の上に生命系が生きており、そして、その生命系と共にわたしたち人間も又あたかも蜉蝣のように生きています。
ところが、今やその蜉蝣のような人間の一部が、傲慢にも自らをこの世の絶対的な主人公とばかりに思い上がってしまい、日々わがまま勝手のし放題なのです。そして、地球の自然環境を荒らし、人間社会を不幸と悲劇のどん底に引きずり込んでしまっているのです。これほど滑稽で愚かなことが又とあるでしょうか。これは本質主義者にとっては今でもまだほとんど信じられないような情景なのです。
本質主義者が思うに、人間は人間らしく蜉蝣のように楚々と清らかに生きるべきなのです。それが完全エネルギーによって成るこの無境界の本質界に生じた一つの泡のような宇宙に散らばっている無数の銀河の中の小さな銀河系のその片隅に位置する太陽系の小さな惑星に生まれた生命系の単なる新参者に過ぎない蜉蝣のような人間の本来あるべき姿なのです。それが自ら驕り高ぶるなどとは笑止千万な話です。
わたしたち人間はもうそろそろ誇大妄想の夢から覚めてその分に相応しい本質的ないのちを生きるべきなのです。
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