No.1758 有機的生命観の不在
いのちの本質主義者は、近・現代文明の致命的な欠陥をその有機的な生命観の不在に見ます。すなわち、自らが生命存在でありながら、その本質的現実を忘れて、この世のあらゆるものを数学的に抽象化する無機的な機械論的世界観に囚われ、その世界観から得られるさまざまな科学的な認識や技術を駆使して有機的な自然を支配し、それを自らにとって都合の好いように変え、結果的に、有機的な自然を甚だしく損ない、人間自らをも含んだ地球生命系全体を長きにわたって生存の危険にさらし続けてきたのです。このような反生命的な文明をこのまま続けていけば必ずや人類は遠からず衰滅します。わたしたちはこのような忌まわしい本質破壊的な文明を速やかに乗り越え、人間本来の有機的な生命観を取り戻し、以って、いのちの本質を最優先にする本質創造的な文明を改めて築き上げ直していかねばなりません。
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