No.1759 最高の生命環境を整える
近・現代文明は、確かにその機械論的な世界観に基づく科学技術の力によってこれまでさまざまな道具や機械や装置や施設などを作り出して人間の生活を飛躍的に便利なものにしてきました。しかしながら、反面、その有機的な生命観の欠如から人間の生命活動にとって本質的な意味と価値を持つ自然環境や生態系や社会環境や人間の精神性などを著しく劣悪化させてしまいました。そして、今や気候の激変なども招いて人類自身の急速な衰滅の危機を招いています。
このような近・現代の歴史的推移を振り返る時、いのちの本質主義者は、今こそ、近・現代文明の機械論的な世界観の致命的な欠陥を糺し、現代科学技術の有効性と弊害を秤にかけ、それに適正な制限を設けてその活用の最適化を図り、同時に、生命存在としての人間にもっとも相応しい有機的な自然観・生命観を取り戻し、その有機的自然観・生命観に基づいて、人間が持続的に生きていくことのできる最高の生命環境と社会環境を、すべてが手遅れになる前に、出来るだけ早急に整え直していかなければならないと痛切に感じるのです。
そしてまた、いのちの本質主義者は、もしも今、わたしたち人間にとってもっとも緊急にして本質的なこの作業を疎かにすれば、現生人類の本質的未来は永久に失われてしまうだろうと真剣に憂いかつ恐れているのです。
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