No.1908 資本主義システムは嗜好性の強い人類史上最悪のドラッグである。そして、その行き着く先は


  近代ヨーロッパにおいて、この世の本質といのちの本質を十分に顧慮することなく、もっぱら人間の利己的欲望の無限追求を目的として築き上げられた資本主義経済システムの中で、いつまでも節度なく浮かれ続けている現代世界の様相を見ていると、このシステムは人間を人間でなくさせる中毒性の強い麻薬のようなものだと思われてくる。そして、そのシステムを利用して稼いだ莫大なカネの力でハイになった一部の強欲な人間たちが日々思いっきり羽目を外して大切な自然の資源を浪費した挙句の果てに、地球社会全体がその本来の健全性を急速に失い、遂には多機能不全状態に陥ってグズグズに崩れ落ちていくといったような悲惨な情景が、これからそれほど遠くない先、われわれ人類全体を待ち受けているような嫌な予感に襲われてしまいます。
  愚かしくも、人間社会を健全に営んでいく上で最も大切ないのちの本質を忘れて、すっかり自己中心的な思考に凝り固まってしまった近代ヨーロッパの傲慢な保守層のエゴイズムが生み出したこのシステムは、今にして思えば、嗜好性、習慣性、依存性をもたらす個人の欲望の自由というその強い中毒性の精神作用によって、その後たちまちにして人類史上最悪のドラッグとなって多くの人間を刹那的な陶酔状態へと誘い込み、やがていつしかそれと気付かぬうちに人類全体をもっともおぞましい滅亡へと引きずり込む魔性のシステムだったのです。
  果たしてわたしたちはすべてが手遅れになる前にこの魔性のシステムから抜け出すことができるのでしょうか?

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この記事へのコメント

Sophist
2015年11月20日 16:29
それが理解できる人間が多くなれば抜け出せるでしょう。
私にとっては、現状の社会システムは、意味のない闘争を繰り返しているのと大差ない気がします。
効率や技術、知識を極度に目指し、それをすべての労働者が目指すのであれば、それらの相対的価値が下がり、後続はそれらの上で仕事を行うことになり、またそれらを向上させる事に努め、またその闘争の熾烈さを増す。
長期的な目でみれば、仕事はきつくなる一方で改善はしないでしょう。
なるべくして、なっていってるのですから。
そして、それを理解できる人なんて微々たるものですから、本流からは逃れられないのですよね。

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