No.3306 死に至る文明 8 




  さて、現代の本質主義を標榜する筆者の世界観は次の通りです。
  まず、この世の根源的実体を最高次の完全エネルギー(=精神=完全バランス状態の電磁的エネルギー)と観ます。 そして、この宇宙をそのエネルギーの全一連関的な純粋展開と観じ、そのような宇宙は物質世界というよりはむしろ全一統合的な精神世界と観るほうが真実に近いと考えます。 すなわち、この宇宙を構成していると考えられているいわゆる物質なるものは、素粒子から原子や分子、そしてさらに、恒星や銀河から宇宙全体に至るまで、すべては電磁的エネルギーのそれぞれのエネルギーレベルごとの構造的統合体の一時的な活動状態であり、そして、わたしたち人間の目には物質的と見えるその一時的状態は、それぞれの統一体を維持するためのエネルギーレベルに応じた全一調和的なバランス状態が崩れてしまえばおのずから内部から崩壊して別の活動状態へと移行する電磁的エネルギーの変化過程そのものとしてかりそめに存在しているにすぎないと見るのです。 そこにはいわゆる物質的な堅固な実体というものは在りません。 すべてのものは他のすべてのものと一体的に関係し合いながらそれぞれのエネルギーレベルに応じた一時的な統一的活動状態をその内部バランスを保つことによって維持しているのです。 しかしながらある限度を超えてその内部バランスが壊れたとたんに統一的活動状態は内部から崩壊してしまいます。 そして、このことはいわゆる物質世界のみならず地球生命系においても人間社会においても人間精神においてもそのまま当てはまります。 すなわち、この世においてはそのあらゆる場において常に完全バランス状態を維持しようという力が働いており、そのような働きそのものをも本質主義者は精神であると観じます(実体とその内なる働きは一体不二である)。
  かくして、本質主義者は、この世の根源的実体を最高次の完全エネルギー(完全バランス状態の電磁的エネルギー)と観じ、そのような根源的実体そのものも、そして、その根源的実体から生まれた、いわゆる物質と言われているこの宇宙のすべての物も、そしてまた、この宇宙の中から生まれた地球生命系および人間社会、そしてまたもちろん人間の精神活動も、なにしろ、この世に在りとあるすべてのものを、精神であり、かつまた、その精神の働きに他ならないと観じるのです。


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