No.3308 死に至る文明 10




  さて、ここでさらに 『 精 神 』 について一つ付け加えさせていただきます。 すなわち、本質的な法則や働きを内在させたこの世の根源的実体にして、また同時に、その本質的な法則や働きの下にわたしたちが生きているこの宇宙として自らを展開させているこの 『 精 神 』 なる新しい概念は、現代の科学的なものも、そして又、宗教的なもの、例えば、ユダヤ教のヤーウェやキリスト教の父と子と聖霊なる三位一体の神やイスラム教のアッラー、そして、バラモン教のブラフマンとウパニシャッド哲学のアートマン、さらには、仏教の仏や道教のタオなど、またそれのみならず、人間の心身の働きはもちろんのこと、人間社会におけるモラルや法律や本質的な社会システムの根源的基礎づけとしての役割なども全一統合的に包摂し得る可能性を秘めた新しい概念としてここに提示しておきます。

  さて、このような全一統合的な 『 精 神 』 であるこの世は完全です。 すなわち、この世は本来、偽りのない真実ないしは自然 (じねん) の上に完全かつ聖なる世界として存在しているのです。 そして、その存在の隅々に至るまで常に完全バランス状態を保つように指向しながら変化し続けます。 この全一連関的な完全バランス状態を抜きにしてこの世は一瞬たりとも存在し得ません。 この世は常に全一的なバランスの上に成り立っており、そのバランスを失う時、あらゆるものは直ちに崩壊への道を辿り始めるのです。


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