No.3302 死に至る文明 4




  西欧近代以降の物質主義的な欲望の加速度的暴走文明が今や人類全体を滅亡の淵へと追いつめています。 そして、わたしたち人類が滅亡する蓋然性は決して低くはないのです。 驕り高ぶって、本来、母なる大自然に払うべき敬意を払うことすら忘れ、もっぱら物質的な豊かさを求めて自由競争的経済活動になりふり構わずのめり込み、人間の生命活動にとって最も大切な地球環境を破壊しながら経済的利潤を巡ってしのぎを削り合う文明。 地球生命系の一員として当然守るべき節度を欠いた貪りの文明…
  ところで、近代以前には、それでもまだ人間としての節度を保った多くの社会が存在していました。 すなわち、自然に宿る様々な霊や神々、あるいは、色々な姿形をした仏などの人間を超えた存在に対して畏敬の念を抱いておのずから節度ある生活に勤しむ社会が世界中いたるところに存在していたのでした。 しかしそれらもほとんどは西欧近代の物質主義的な欲望の文明の前に駆逐されていきます。
  この世界はどこまでも全一的、すなわち、すべての物事が他のすべての物事と相互に密接に関係し合っています。 そのような全一連関的な世界で人間が欲望の暴走を続けていれば必然的に地球環境が加速度的かつ重層的にそのバランスを崩して壊れていきます。 そしてその影響は当然人間自身にも及びます。 人間の愚行は直ちに人間自身に返ってくるのです。 人類はまさに今、自分の手で自分自身の首を絞めているのです。 これ以上に愚かしいことはこの世のどこを探してもありません。


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