No.3318 死に至る文明 20




  大自然の劫初以来の全一的な本質状態から逸脱した人類は、ここ一万年足らずの間に、度を越した豊かさの追求と覇権をめぐる果てしのない争いの歴史を刻み続けその挙句の果てに、今や文明的かつ人類的なカタストロフィーと背中合わせの、まさに異常な日常性の中に生きています。 かつては全一的なバランス状態にあった地球上の生命環境は、今や見るも無残なまでに汚され、傷つけられ、壊されてしまいました。 広大な森林が切り倒され、それに伴って、数知れぬ動植物が絶滅して地球の生態系が激変し、また、海といわず川といわず湖といわず地球上を循環するいのちの水が甚だしく汚染され、のみならず、大気も大地も様々な化学物質で汚され、食べ物も飲み物も薬までもが身体に害をなす様々な物質をその成分として内に含み、さらには、その安全性が大いに疑われる遺伝子組み換え食品が世界中に溢れ、その上、人間のむやみな経済活動に起因すると考えられる気候変動による自然災害が年々さらに激甚化してきてもいます。 そのような甚だしく劣悪化した生命環境の中で、社会環境もまたさらに本来の全一的なバランスを失ってより一層不安定化し危険性を増していく一方なのです。 すでに世界中で貧富の格差が極大化し、その上、インターネットの普及と共に、これまで巧妙に隠されてきた影の支配階層による多くの国々の政治行政への介入とその無法ぶりが顕在化してきています。 そしてまた、現代の激しく流動化しつつある覇権争いの構図や中央銀行を中心とした各国の金融システムの欺瞞性などが露わになる中、世界を二分する覇権勢力が最終決着を付けようとするかのようにお互いに最新鋭の兵器を相手の喉元に突き付け合って対峙しており、かつまた、今や世界中にテロが拡散し、信用という名の膨大な借金と、実体経済を無視したデリバティブという名のギャンブル金融取引 ( 電子マネー ) によってモンスター化した世界の経済システムが、破綻寸前の米のオイルダラーを基軸とした現行の貨幣制度と共に、もう手の施しようもなく崩壊しようとしています。
  このような絶望的な時代状況にあってわれわれ現代を生きている者が為すべきことは、何よりもまず劫初以来の大自然の全一調和的な本質状態に人間として自覚的に回帰し、これまでのような本質的無知と果てしなき欲望追求によって織り上げられる本質破壊的な文明ではなく、人間にとって真にふさわしい本質的な知恵と全一調和的なバランス進化によって織り上げられる本質創造的ないのち輝く文明を築き上げていくことでなければなりません。



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