No.3439 言葉のマトリックス 2



  人類は今、滅亡か存続かの岐路に立たされています。 そして、このような事態を招いた淵源のところに人間の意識と一体の言葉の誤用と乱用・悪用があります…
  わたしたち現生人類は言葉と切り離すことができません。 言葉によってわたしたちは初めて現生人類 ( ホモ・サピエンス ) になったと言っても少しも過言ではありません。 そして、やがて文字化されるに至った言葉によってわたしたちはさらなる成長進化を遂げます。 そして、複雑に絡み合った歴史的な紆余曲折を経て現代文明に辿りつきました。 そして、その現代文明が抱える狂気によって人類は今まさに滅び去ろうとしているのです。 このような愚かしいボタンの掛け違いは何故起こったのでしょうか。 それは、言葉が大自然との一体性を見失って暴走し始めた所に起因しているのです。
  さて、まだ言葉を持たなかった頃の人類は、他の生き物たちと同じように、大自然 { 一次的真実世界・真法界 ( しんほっかい ) } と一体となって内なるDNAの促しにしたがって全一的に生きていました。 その時、世界はどこまでも公的なものであり、私的なものではありませんでした。 自己も世界も、すべては一体にしてしかも円融無碍 ( えんゆうむげ ) だったのです。 そこには時間も空間もなく、あるのは分割されない永遠の時であり、境界のない無限の広がりであり、そしてまた、純粋な直感の流れだったのです。 そこには始まりもなく終わりもなく、万物一体の生成変化があるだけだったのです。 そして、世界の全ては、まだそれと意識されることはなくても、どこまでも聖なるものでした。 その頃の人間は、全一統合的な純粋意識の中で、まだ類人猿と同じように叫び声やジェスチャーなどによってお互いの意志の疎通を図っていたのでした。
  しかし、やがて直立歩行によって発達し始めた発声器官によって複雑な音が出せるようになるにしたがって様々な言葉が生み出されるようになっていきます。 しかし、それでもなお、それらの言葉は長きに渡ってどこまでも大自然と一体の本質的な言葉なのでした。




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