No.3593 全一的視座、全一思考、全一統合世界



  自然との一体性を見失って人類が暴走を始めたところから人類滅亡への転落が始まる。そして、数千年にわたる文明的愚行の果てに、今や地球の生命環境を甚だしく破壊し、第6次の地球大量絶滅期をもたらして生態系全体を崩壊させながら人類自身も急速に滅び去ろうとしている。
  欲ボケした愚かな人類が我執を募らせ、自らを神の代理人と僭称し、知り得たわずかばかりの科学的知識を我が物顔に利用して自然を支配し、開発し、収奪し続ける。まことにもって、己の欲するがままに、母なる大自然から収奪できるものは何でも収奪しようと狂奔して、他に掛け替えのないこの地球の生命環境を台無しにすることほど愚かしい事は他にない。これぞ文明人の無知の極み、浅智恵の極みであり、そしてまた、狂気の沙汰、悪魔の沙汰であると言わねばならない。

  異物化した人間・・・言葉( 表象・概念・理念 )を創り出して仲間同士の間で様々な事柄を伝達し合えるようになった人間は、それと気付かぬ内にその表象や概念や理念に過ぎない言葉に自らが支配されるようになっていく。そして、それまで一体的に存在していた自然から離脱するのみならず、その自然に対して甚だしい害を為す悪性の腫瘍の如きものへと変質していく。やがて、言葉の奴隷となって本来の自然性を失うのみならず我執を募らせて著しく異物化した印欧語族の支配階層の中から不吉極まりない反自然的な本質破壊文明が起こり、それ以来、その反自然化し、本質破壊的となった、我執の利己的欲望の追求をもっぱらとする悪魔的知性の暴走とともに、加速度的に自然破壊が進行し、今やそれが地球生命系全体を存続の危機に陥れるほどにも深刻化しているのである。
  さて、自然はどこまでも自らの法則に則ってその本質を全一連関的に転じていく。そして、自らにとって異物として働くものはその法則に則っておのずから取り除いていく。従って、異物化した人間も必然的に自然界から取り除かれていく。このままでは異物化した悪魔的知性に支配された現代の本質破壊的文明を生きるわれわれ人類は必滅であり、このような致死的運命から逃れる唯一つの道は、異物化した悪魔的知性に支配された文明の異様さを真正面から直視し、そして、そのような悪魔的存在に支配された現代世界のありようを反省し、かつ、それを強く厭い、人間本来の本質的な意識を呼び戻し、強い意志を持って再び、自然と一体の人間本来の姿に自覚的に、すなわち、言語的意識を通して戻り、そしてこれまでの愚かしい自然破壊的文明に代えて、本来あるべき本質創造的文明を一から築き上げていくことである。すなわち、言葉の奴隷と化した現在の幻覚的意識状況から抜け出して本来の人間としての本質的主体性を取り戻し、言葉をどこまでも自らの自由かつ創造的な本質的精神活動のための道具ないしは手段として使いこなすようになって、そこから新たに人間に相応しい文明の再構築に挑むのである。
  自然から生まれ、かつまた、自分たちが生きるためのあらゆる糧を自然から与えられている身でありながら、あろうことか、その恩ある自然に対して感謝するどころか、我執を募らせ、多大な害を為す異物と化して自然を汚すのみならず、手当たり次第に破壊して地球の生命環境を著しく劣化させ、その生態系と共に自らの生存をも危うくするような、われわれ現生人類以上に愚かしい生き物は、地球上のどこを、また、生物史上どの時代を探してみても見つかりはしない。われわれはこのような反自然的で本質破壊的な狂った状況から一日も早く抜け出して、人類のみならず地球生命系全体の未来を断固救わねばならない。

  人類の未来を救うためには、全一視座に立った全一思考によって、人間の我執を超えたより高次の、自由・公平・親和的な全一統合世界を創造的に築いていく必要がある。人類滅亡の危機はもはやすぐ目の前に迫っているのである。いつまでも、自己( 自社、自国、自民族、宗派、イデオロギーetc. )中心的な思考にこだわって相争っている場合ではない。

  エゴ( 我執 )とタイム( 時間 )とマネー( 金銭 )に支配された幻覚的生としてではなく、全一的な永遠本質、すなわち、この世の根源的実体である聖なる精神エネルギーに自らの内なる精神を融け合わせ、その一体化した本質的精神性を自由かつ創造的に転ずる( 本質実存 )者として生きていくのである。


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