No.3757 全一性と本質的完全性と天上的愛について
全一性はこの世的であり、本質的完全性はかの世的、すなわち、超越的、天上的である。
全一性においても本質的完全性においても、全一統合機能としての精神は、唯一つの例外である人間を除いては、この世のあらゆる存在において最高次の活きを保っている。
大自然との一体性から逸脱した人間においては、その精神機能は利己的知性に妨げられて鈍り著しく低下している。
高い知的機能を持つに至った人間においては、その精神機能が本来の高い活性を取り戻すことができれば、それは本質創造的な智恵を生み出し、のみならず、その本質的な智恵の極みにして精華たる、この世的な全一性とかの世的な本質的完全性を兼ね備え、また同時に、永遠にして無限にして神秘なる、聖なる絶対的一体性の至高状態である『 天上的愛 』をも現前させるに至る。
最高次の人間精神が生み出す天上的愛の世界においては、あらゆるものが完全に融合して一体化しており、そのために、人間的な、余りに人間的なあらゆる対立は超越的に無化され、昇華され、聖化されている・・・
最高次の人間精神の働きによって人は超越的至福に至る。
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