No.3983 超言語的文明 







 人間が生み出した言語は、本来まったく境界のないこの宇宙大自然に無数の境界線を引くことによってそれを限りなく切り刻み細分化していく。そして、その結果、宇宙大自然から切り離された自己中心的な意識(我執)を生み出し、さらにその意識を無限に肥大化させて人間をモンスター化させていく。そして、それと共に人間間の対立が激化し、さらには自然を人間のために存在する手段や道具と見做しそれを徹底的に利用し尽そうとする本質破壊的な物質文明を生み出し、さらには、言語を基に科学を生み出し、それを自らの欲望追求のため、そして又、さらなる経済成長のために乱用して地球を破壊し、生態系を崩壊させ、今やわれわれ人類は自らの滅亡を目前にしている。すなわち、われわれは境界のないこの宇宙大自然に無数の境界線を入れて幻覚的な言語空間を生み出し、その細分化された言語空間の中で幻覚的な欲望追求や闘争に明け暮れ、その挙句の果てに、その幻覚的言語空間に飲み込まれたまま種的に滅び去ろうとしているのである。これぞ正に愚かさの極みである。
 もし、人類にこの先わずかでも生き延びる道があるのであれば、それは、境界線のない宇宙大自然をそのまま了解する超言語的な認識/伝達手段を獲得し、それによってこれまでの言語的欠陥を伴わない超言語的な本質文明を築き上げることによってである。すなわち、われわれ現代人に、認識および伝達手段の早急かつ飛躍的な進歩が求められているのである。そして、それはそのまま人類の精神的進化(深化?神化?)へとつながることにもなると思われる。われわれ人類は、これまでの利己主義を助長するような言語的限界を超えることによって初めて、認識的にも精神的にも高まることができるのである・・・






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