真精神と完全エネルギーと所有権

  さて、この世の『 根源的本質 』である完全エネルギーと一つになった真精神は、人間の生命活動の究極的な目的を、わたしたち地球社会の住民の一人一人が、そのいのちの本質を十全に展開し、十全に実現することにあると考えます。この、本質を十全に展開し、十全に実現することは、人間に限らず、この地球上のあらゆる命あるもの、さらには、この宇宙のあらゆる現象に共通する目的であり必然であると真精神は考えるのです。ですから、わたしたち人間がその自らのいのちの究極的な目的を達成するためには、何よりもまず、わたしたちを包むこの永遠無限の大自然と調和し、そしてまた、この地球の全生命系とも調和する必要があると考えます。そのようにして初めて、自らのいのちの本質をも十全に展開し、十全に実現することができると考えるのです。そして、真精神は、その目的を日常的に実現するために、この地球社会の仕組みそのものをも、その目的を達成するに相応しく、いのちの本質を中心に調えていこうとするのです。
  ところで、この人間世界の本質化、すなわち、全一調和世界の実現を妨げる最大の障害物は何でしょうか。真精神は、その一つが、個人や法人に物の全面的かつ絶対的な支配を認める最強の物権である所有権の存在だと考えます。この所有権はその元をたどれば、一部の強欲な人間が力尽くで奪い取った、土地を中心とした全生命系の共用物を、自分たちに都合よく法的に追認したものに過ぎないのです。そこには本質的な正当性などまったくありません。そして、このような土地を中心とした物と力との権利的法的結びつきに、現代ではさらに資本(カネ)が結びついて、節度なき資本主義的文明の強固な基盤となっています。
  この所有権なるこの世の最も反本質的な権利は、人間社会においてさらなる利己主義を助長し続ける元凶の一つとなっています。すなわち、この世の本質に対する無知からエゴイズムが生じ、さらに、そのエゴイズムを有形的無形的に助長する所有権に資本が結びついて、現代社会は自己中心的な欲望追求の競争的悪循環に陥ってしまっているのです。
  現代社会では所有権をめぐる事件や争いごとが絶えません。
  真精神は、世界の本質化を根本的に妨げているこの所有権の本質的な制限なくして人間世界の真の幸せはないと考えます。

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