方向性を間違わないことがもっとも大切


  世界は常に変化しています。しかし、どの方向に向かって変化しているのでしょうか。大自然においては変化の方向は常に全一的なバランス状態ないしは完全調和に向かって変化しています。つまり、大自然は常にその本来の状態である万象一体の完全性の回復ないしはその状態の維持に向かって変化しているのです。人間の体内環境も同じように常に恒常性(ホメオスタシス)を保とうとしています。
  ところで、わたしたちの生きている社会においてはいかがでしょうか。現代世界においてはどうなのでしょうか。常に変化して止まないこの人間世界において、その方向性を正しく保つことはわたしたち人間の未来にとって決定的な重要性を持っています。現代の政治は十分にこのこと認識し、その方向性の設定に慎重かつ真剣に取り組んでいるのでしょうか。それとも、相変わらずその場しのぎの駆け引きに終始しているのでしょうか。本質的な方向性や目的・目標を欠いた政治は社会にとって大きな災いです。社会全体に多大の害悪を為すからです。現代のような危機の時代にいつまでもこのような本質的方向性を見失った政治を許容しておくゆとりはありません。これからの政治は人類の未来の本質的方向性の設定においてわずかな妥協や曖昧さも許されないのです。ここで地球社会が目指すべき本質的な方向性を間違えれば人類の未来は決定的に閉ざされてしまいます。今や政治の責務はそれほどにも重く、また、これからの政治の流れを決める国民一人一人の責務も同じ様に重いのです。
  わたしたちはもうこれ以上人類が進むべき本質的方向性を文明的に見誤ってはなりません。そして、そのためにも現代世界に生きるわたしたち一人一人が、地球市民として、人生における本質的な方向性を誤らないようにしなければならないのです。

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